今日のテーマは「気になった時にアクションはしやすいのか」です。
前回までの記事はこちら
アクセス状況を把握しよう
アクセスを増やすための設計ができているか
比較された時に選ばれる理由があるか
一定のアクセスがあり、強みもしっかりアピールできている。
でもお問い合わせが少ない。
こんなときにはアクションのしやすさという観点でホームページを見直してみましょう。
ここで言うアクションとは「お問い合わせをする」「電話をかける」「資料請求をする」「イベントに申し込む」等を指します。
多くのホームページは「お問い合わせ」であったり「資料請求」であったり、フォームから情報を送ってもらうことが目的となります。
便宜上「お問い合わせ」と統一します。
お問い合わせへの導線は最適か
特に、お問い合わせページ自体のアクセスが少ない場合、
- お問い合わせページへ移動するボタンがわかりにくい
- お問い合わせしようと思わない
まずは前者の「お問い合わせページへ移動するボタンがわかりにくい」ことが原因だとすれば、改善点はいたってシンプル。お問い合わせへ移動するボタンのデザインを見直しましょう。
わかりやすく目立つ位置に移動したり追加し、お問い合わせページへアクセスする人が増えるかどうか観察します。
お問い合わせフォームの入力欄は適切か
次に、お問い合わせページにもアクセスが一定数あるが、お問い合わせが少ない場合。お問い合わせフォームの入力欄に原因があるかもしれません。
例えば入力しなければならない情報が多すぎる場合、入力することが面倒になり、やめてしまう方もいます。
知りたいことすべて入力してもらうのではなく、あとからヒアリングすれば良いことであれば、フォームからは省きましょう。
また最近ではあまりみなくなりましたが「クリア」という、入力内容をすべて削除するボタンがひと昔前は時々見かけました。
どういった状況で使うものなのか.. まして送信ボタンの近く、送信ボタンと間違えてクリックしてしまいそうな位置にあるのは最悪でした。
せっかく入力した内容がすべて消えてしまうなんて、送信する気が失せてしまいます。
最後に
最後にこれは言わずもがなではありますが、サイト全体のデザインによる影響。
あやしそう、とか、怖そうとか、そういった心理的障壁ですね。
中小企業のホームページのデザインは多くの場合、安心感・信頼感・親しみやすさ等が大切です。
さて、全4回にわたって綴ってきました連載記事「ホームページ改善マニュアル」。
いかがでしたでしょうか。
できるだけどんな業種のホームページにも共通する部分、置き換えて考えられるように、基本的な考え方をまとめてみました。
「うちのホームページ、どうすればいいんだろう」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
もちろん、ご相談も大歓迎。いつでもお問い合わせくださいね。