「Webサイトのリニューアルの際、同じドメインをそのまま使いたい」
そういったご要望をいただくことがあります。
この記事のタイトルにあるように、結論から言いますと、可能です。
僕たちからすれば「もちろんそのまま使いしょう」といったお話なのですが、ホームページをリニューアルすると、ドメインも変わってしまうイメージがあるのかもしれません。
ドメインが変わってしまうと、例えば名刺・パンフレット等々、今までホームページのURLを掲載していたものすべて修正しなければならなくなり、ホームページのリニューアル以外にもコストがかなりかかってしまいますし、気になるところですよね。
注意：ただし例外もあります。
ドメインの現管理者と連絡とれない場合は要注意です。
例えば、昔、今のホームページをつくった制作会社がドメインをとってくれた。
管理者名義がその会社の人になっていて、しかも連絡がつかない。
といったケースです。
今のドメイン・サーバーをそのまま使うのであれば、一応そのまま同じドメインを使えますが、管理者しかできないこと、例えば「サーバーを変えたい」ということはできなくなっていまいます。
なにより、自分のドメインが自分で管理できない状態は望ましくありません。
支払い方法ひとつ変えられないわけですから。
ドメインをあえて変える場合もあります
逆にリニューアルのタイミング等で、あえてドメインを変えるケースもあります。
例えば、今まではずっと「○○○.com」だったけど、法人化に伴い「○○○.co.jp」にしたい。
などです。
ではこの場合、今まで「○○○.com」の掲載していた、名刺や会社案内はすべて修正しなければならないのか。
もちろんそれがベストです。
ただし、このようにドメインが変わる場合は、「○○○.com」にアクセスしても「○○○.co.jp」へ自動的に遷移させ、ちゃんとホームページが見られる状態にしておきます。
印刷物以外にも、他のサイトからリンクを貼られている場合や、ブックマークされている場合もありますし、そういったリンクすべてが切れてしまうことは、もちろんよろしくありません。
ですので、そういったことにならないよう、上記のように自動遷移されるよう対処しておけば、慌てて名刺やパンフレットを刷り直さなくても良くなります。（きちんと自動遷移されるようにしておくのは、僕たちの仕事です）
もちろん、増刷される際などに、正しいドメインに変えておくのが望ましいことには変わりませんが、印刷済みの販促物すべてがいきなり使えなくなるわけではないということです。
少し専門的なお話になってしまいましたが、今日はホームページリニューアル時のドメインの扱いについてお話させていただきました。
ではでは。
