まず、結論を言ってしまいますと、外部ブログをどれだけ頑張って書いても、残念ながら自社のホームページの検索順位が上がることはありません。
そもそも外部ブログとは
そもそも「外部ブログって?」という方もみえると思いますので簡単にご説明しますね。
ホームページとは別のURLのブログのことです。
例えばアメーバブログ、エキサイトブログ、JUGEM等々..
ざっくり言ってしまうと無料でつくれるブログサービスは外部ブログです。
具体例
ホームページとブログとで、URLの最初の部分(赤枠)が違いますよね?
これが外部ブログです。
この場合、自社のホームページ内でブログを書いているのではなく、ホームページの外(アメブロの中)で書いていることになります。
初めてお会いするお客さまから「ブログを頑張って更新するとSEOに強くなるんですよね?」と言われることがいまだにあります。
前述しましたとおり、外部ブログの場合、残念ながらSEOにはほぼ関係ないです。
ホームページのSEOに効果があるのは内部ブログ
外部ブログの逆で、内部ブログという言葉があります。
ホームページと同じURLの中につくるブログのことです。
WordPress等を使って、ホームページ内でブログを書けるようにします。
今日はブログにフォーカスを当ててお話していますが、ブログでなくともかまいません。
商品紹介のページや、実績、お客さまの声、等々...
要はホームページのURL内に、コンスタントにページを増やしていくことがSEO的には有効ですよ、というお話です。
今、お読みいただいているこのコラムも、カタツムリデザインのホームページ内のコンテンツ。つまり内部ブログです。
カタツムリデザインのホームページをSEO的に強くしたいので書いています笑
ページ数を増やせば良いのか?
ページ数だけが重要というわけでは決してありません。が、やはりページ数も重要です。
少し乱暴な例ですが、わかりやすくホームページを本に例えると、
- 500ページの辞典
- 10ページの冊子
どっちがSEOに強いかというと500ページの辞典です。
その方が、検索してきた人にとって、有益であろう情報が載っている可能性が高いからです。
「じゃあとにかくページを増やしたらいいんだね?」と思われるかもしれませんが、その500ページの中身が1ページ1文しか書いていないようなスカスカなものであればまったく意味はなく、かえって逆効果になることもあります。
だから、見る人のためにどんなことを書けば良いのか、しっかり考えて書くことが大切です。
「SEOに強くしたいからブログを書く」のではなく「うちのホームページを見る人はどんなことを知りたいかな?」と考えて書くことが大切です。
検索順位はあくまで結果です。
こういう場合はアリ
例えばその外部ブログがとても人気があり、そこから自社のホームページにリンクで飛んでくる人が多いのであれば、そのまま続ける価値があります。
SEOのためではなく、ホームページへ誘導する装置のひとつとして考えるわけですね。
また、SEOには意味がなくとも、スタッフさんの人柄や会社の様子が見られることで、集客に寄与しているのならば、それはそれでもちろん価値のあるコンテンツです。
SEOはもっとたくさんのルールで決まりますので、ブログだけが重要なのではありません。
外部ブログを悪く言うつもりもなく(無料で簡単につくれますしね!)
ただ、SEOのためだと思って、一生懸命書き続けているのが外部ブログだとしたら、それはもったいないですよ!というお話でした。
ではでは。